メニュー項目とキーボードショートカット
この章では、OmniGraffle のすべてのメニューを順番にたどり、新しく追加された機能やよく使うコマンドがどこにあるのかを確認していきましょう。あるいは、このセクションを一通り閲覧するだけでもかまいません。すべてのコマンドの説明が一箇所にまとめられているため、検索するのも簡単です。
「OmniGraffle」メニュー(アプリメニューとも呼ばれる)では、OmniGraffle 関する詳細の確認、環境設定の指定、ライセンスの入力(またはライセンスに関する詳細を確認)などを行うことができます。
- OmniGraffle について
- お使いのバージョンの OmniGraffle に関する情報が表示されます。
- アップデートを確認
- 通常は、更新環境設定に基づいてアップデートの有無が定期的に確認されます。このコマンドを使用すると、今すぐ確認できます。ソフトウェアのアップデートがある場合は、そのアップデートをダウンロードするかどうかを尋ねるメッセージが表示されます。
- 環境設定(Command-,)
- OmniGraffle の環境設定ウインドウを開きます。このウインドウでは、アプリケーションの動作を自分の好みに合わせてカスタマイズできます。
- ライセンス
- OmniGraffle ソフトウェアのライセンスを確認するための「ライセンス」ダイアログが表示されます。ライセンスのしくみについて詳しくは、ライセンスに関するセクションを参照してください。
- サービス
- 「サービス」メニューには、Mac 上の他のアプリにより提供されているシステム全体のサービスが一覧されます。OmniGraffle と OS X との相性はとても良く、アプリケーション内から標準のサービスを利用することができます。
- OmniGraffle を隠す(Command-H)
- 別のアプリケーションで作業する間、OmniGraffle を開いたまま、そのウインドウを一時的にしまいます。
- ほかを隠す(Option-Command-H)
- 開いている他のアプリケーションのウインドウをすべて隠し、OmniGraffle に集中できるようにします。
- すべてを表示
- 「隠す」コマンドを使用して隠したすべてのアプリケーションのウインドウをすべて表示します。
- OmniGraffle を終了(Command-Q)
- これは、今すぐ OmniGraffle を終了しなければならない場合に選択します。未保存の書類が開いている場合は、変更を保存するかどうかを尋ねるメッセージが表示されます。
参考
「アップデートを確認」および「ライセンス」のメニューオプションは、Mac App Store を通じて購入した OmniGraffle では使用できません。これらのメニューオプションは、The Omni Group の Web サイトから購入した OmniGraffle にのみ関するものです。
- 新規(Command-N)
- デフォルトのテンプレートがある場合は、そのテンプレートに基づいて新規の書類が作成されます。デフォルトのテンプレートがない場合は、テンプレートの選択画面が開きます。
- 新規リソース
-
指定したテンプレートを基にして新規の OmniGraffle ステンシル、テンプレート、またはダイアグラムスタイルを作成できます。
- 新規ステンシル
- ステンシルとして保存される新規の書類が開きます。ステンシルは OmniGraffle で再利用したり、友人と共有したりできます。
- 新規テンプレート
- テンプレートとして保存される新規の書類が開きます。テンプレートは OmniGraffle で再利用したり、友人と共有したりできます。
- リソースブラウザ(Shift-Command-N)
- 新しいリソースブラウザを開きます。ここで、新規の書類に使用するテンプレートを選択できます。
- 開く(Command-O)
- 開く書類をブラウズできます。任意の OmniGraffle 書類、または OmniGraffle に読み込めるフォーマットのファイルを開くことができます。
- 最近使った項目を開く
- 最近作業した書類を開きます。「メニューを消去」を選択すると、最近使った書類のリストを削除できます。そうすれば、サプライズパーティー招待状.graffle で作業していたことも他人に知られることはありません。
- 閉じる(Command-W)
- 開いていた最前面のウインドウを閉じます。未保存の変更がある場合は、それらの変更を保存するかどうかを尋ねるメッセージが表示されます。
- すべてを閉じる(Option-Command-W)
- 開いているすべての OmniGraffle ウインドウを閉じます。
- 保存(Command-S)
- 最前面の書類での作業内容をすべてディスクに書き込んで保管します。書類をすでに一度保存している場合は、古いバージョンが新しいバージョンに置き換えられます。この書類を初めて保存する場合は、ディスク上の場所とファイル名を指定するように指示するメッセージが表示されます。
- 複製(Shift-Command-S)
- 現在の書類のコピーを作成します。複製したファイルは作業中のファイルと同じ名前を使用しますが、ファイル名に「のコピー」という語句が追加されるため、どちらがクローンであるかは簡単に判断できます。
参考
「ファイル」メニューを表示しているときに Option キーを押したままにすると、「複製」コマンドが「別名で保存」に変わります。「別名で保存」コマンドは、Option-Shift-Command-S キーボードショートカットを使ってすばやく呼び出すこともできます。「別名で保存」は「複製」に似ていますが、コマンドを実行したときにファイル名を変更するためのオプションが表示されるという点で異なります。「複製」の場合は、書類を複製した後、ファイル名を変更するための操作を別に行う必要があります。
- 名称変更
- 「ファイル」▸「複製」(Shift-Command-S)を使用してファイルのコピーを作成した場合や、現在のプロジェクトに使用されているファイル名が気に入らない場合など、このメニュー項目を選択すれば、現在のファイル名を変更できます。
- 移動
- ファイルを Mac のハードドライブ上の別の場所に移動できます。
- ゴミ箱に移動
- このコマンドを使用するときは気を付けてください。現在作業中のファイルがゴミ箱に移動します。この機能は、スタイルを調整したり比較したりするために複数の複製ファイルで作業しているときに特に便利です。誤ってファイルを削除してしまわないように、「ファイル」▸「ゴミ箱に移動」の順に選択した後、ウインドウを閉じてください(Command-W)。
- バージョンを戻す
- 改訂版で期待通りの結果を得られなかった場合は、ディスク上に保存されている前のバージョンに戻すことができます。言ってみれば、大量の取り消し操作を行ったようなものです。自動バックアップで保存された、いくつかの変更を伴うファイルを開いた場合には、このコマンドを選択して、最後に自分で保存したバージョンに戻すことができます。
- イメージを配置
- イメージファイルをブラウズできます。キャンバス上で最後に選択ツールでクリックした位置に、イメージを含む図形が作成されます。
- 書き出す(Option-Command-E)
- OmniGraffle 書類内の一部のデータから、指定のファイルフォーマットで新しいファイルが作成されます。書き出されたファイルは、完全な複製ではなく、別のフォーマットで作成されたおおよその OmniGraffle 書類です。詳しくは、書き出しのセクションを参照してください。
- ページ設定(Shift-Command-P)
- OS X 標準のページ設定シートを表示します。このシートには、ページ上での書類の表示方法を設定するためのパネルがいくつかあります。
- プリント(Command-P)
- OS X 標準のプリントシートを表示します。「ページ設定」での設定に加え、ここにはプリントに特有の数多くのオプションがあります。
- このキャンバスをプリント...
- 現在選択されているキャンバスをプリントします。Command キーを押したまま複数のキャンバスを選択した場合は、このメニューが「キャンバスをプリント」に変わり、選択した複数のキャンバスをプリントできるようになります。
- 取り消す(Command-Z)
- OmniGraffle では、書類に加えた変更のリストが保存されます。このコマンドを使用すると、まるでリスト内の最後の操作を行わなかったかのように、作業内容をリスト内の 1 つ前の状態に戻すことができます。このコマンドを連続して選択すれば、過去の状態に戻すことができます。
- やり直す(Shift-Command-Z)
- 最後に行った操作が ”何らかの操作の取り消し” だった場合には、その操作をやり直すことができます。つまり、取り消した操作を取り消します。
- カット(Command-X)
- 現在の選択内容を削除し、それをクリップボードに入れて、どこか別の場所にペーストできるようにします。
- コピー(Command-C)
- 現在の選択内容をクリップボードにコピーします。
- 指定フォーマットでコピー
-
選択したキャンバス項目を以下のいずれかのファイルフォーマットでクリップボードにコピーします。
- PDF
- 現在の選択内容の PDF コピーをクリップボードに入れます。これは PDF ファイルを受け入れる任意のアプリにペーストして表示、編集、または送信できます。また、ペースト先のアプリで LinkBack がサポートされている場合は(OmniGraffle も含む)、OmniGraffle に戻り、そこでペーストした内容を編集できます。
- PNG
- 現在の選択内容の PNG コピーをクリップボードに入れます。これは PNG イメージファイルを受け入れる任意のアプリにペーストできます。
- TIFF
- 現在の選択内容の TIFF コピーをクリップボードに入れます。これは TIFF イメージファイルを受け入れる任意のアプリにペーストできます。
- AppleScript(Pro)
- 選択したオブジェクトの AppleScript 表現をクリップボードに入れます。この結果を AppleScript エディタ(/アプリケーション/ユーティリティ)または別のオブジェクトのアクションインスペクタにペーストして、そのオブジェクトを再形成できます。また、この出力は OmniGraffle での AppleScript サポートのしくみを把握する上でも役に立ちます。
- ペースト(Command-V)
- クリップボードの内容を、キャンバス上で最後に選択ツールでクリックした位置に配置します(オブジェクトのテキストを編集している場合は、クリップボード内にあるテキストを挿入します)。クリップボードにイメージまたはテキストがある場合は、そのイメージまたはテキストを含む新しい図形が作成されます。
- 同じ場所にペースト(Shift-Command-V)
- Command-C を使ってキャンバス上の項目をコピーした後、「同じ場所にペースト」(Shift-Command-V)を使用すると、クリップボードの内容がコピー元のオブジェクトの上に重なるようにしてペーストされます。これは、あるレイヤーの項目をコピーし、それを上に積み重ねられているレイヤー上にペーストしたいような場合に特に便利です。
- ペーストしてスタイルを合わせる(Option-Shift-Command-V)
- テキストを編集しているときにこのコマンドを使用すると、コピー元のアプリケーションで指定されていたスタイルを取り除いた状態でテキストをペーストできます。そのとき、ペーストしたテキストには、まるで自分でタイプ入力したかのように、既存のテキストのスタイルが適用されます。
- 選択部分を複製(Command-D)
現在の選択内容のコピーを作成し、それをクリップボードに入れないままキャンバス上に配置します。このコマンドには以下の特別な機能があります。
- キャンバス上のオブジェクトを選択し、それを複製します。
- 選択ツールを使用してそのコピーを移動します。すると、元のオブジェクトに対するそのコピーの距離と方向が記憶されます。
- さらに、すきなだけ複製を繰り返します。すると、新しく作成される各コピーは、前のコピーから同じ距離と方向に配置されます。
- 削除
- 現在の選択内容を削除し、(取り消し操作を行わない限り)その内容を永久に消し去ります。
- すべてを選択(Command-A)
- キャンバス上にある選択可能なすべてのものを選択します。ただし、ロックされているレイヤー上のオブジェクトは選択できません。オブジェクトのテキストを編集している場合は、そのオブジェクトのすべてのテキストが選択されます。
- 選択
-
このメニューには、スタイル、接続状態、オブジェクト間の関係に基づく、いくつかのオプションがあります。
- 類似オブジェクト
- キャンバス上のオブジェクトのうち、現在選択されているオブジェクトと同じスタイル属性を持つオブジェクトをすべて選択します。
- 接続済みオブジェクト
- 接続が間接的か直接的かを問わず、現在選択されているオブジェクトに線でつながっているすべての図形と、その間のすべての線を選択します。
- 上位オブジェクト
- 接続線によって確立された階層に基づき、現在選択されているオブジェクトの上位にあるオブジェクトをすべて選択します。
- 下位オブジェクト
- 接続線によって確立された階層に基づき、現在選択されているオブジェクトの下位にあるオブジェクトをすべて選択します。
- アウトライン編集
-
以下のコマンドはアウトラインエディタ(Option-Command–3)で作業しているときにのみ使用できます。
- 子を追加(Command-})
- 兄弟を追加(Option-Command-’)
- 叔父を追加(Command-{)
- 親を追加(Option-Command-;)
- 配偶者を追加(Option-Command-/)
- インデント
- インデント解除
- ナビゲーション(Standard)
-
以下のコマンドは、キーボードショートカットを使って実行するととても便利です。マウスを使わなくても多くの操作を行えます。
- 左の図形を選択(Command-左向き矢印)
- 右の図形を選択(Command-右向き矢印)
- 上の図形を選択(Command-上向き矢印)
- 下の図形を選択(Command-下向き矢印)
- マウスレス編集(Pro)
-
以下のコマンドは、キーボードショートカットを使って実行するととても便利です。マウスを使わなくても多くの操作を行えます。
- (Pro)左に図形を作成(Option-Command-左向き矢印)
- (Pro)右に図形を作成(Option-Command-右向き矢印)
- (Pro)右に図形を作成(Option-Command-上向き矢印)
- (Pro)下に図形を作成(Option-Command-下向き矢印)
- キャンバス
-
キャンバスの操作に関する以下のコマンドがあります。
- 新規キャンバス(Option-Command-N)
- 書類に新規のキャンバスを追加します。
- キャンバスを複製
- 書類に、現在のキャンバスとまったく同じ新規のキャンバスを追加します。
- キャンバスを削除
- 現在のキャンバスを完全に削除します。
- レイヤー
-
レイヤーの操作に関する以下のコマンドがあります。
- 新規レイヤー
- 現在のキャンバスに新規のレイヤーを追加します。
- 新規共有レイヤー(Pro)
- 現在のキャンバスに新規の共有レイヤーを追加します。
- レイヤーを複製
- キャンバスに、選択されているレイヤーとまったく同じ新規のレイヤーを追加します。
- 次のレイヤーと結合
- 選択されているレイヤー上のものをすべてその下側にある次のレイヤーに移動し、選択されているレイヤーを削除します。
- レイヤーを削除
- 現在のレイヤーを完全に削除します。キャンバスの最後のレイヤーを削除することはできません。
- すべてのキャンバスから削除
- このコマンドは共有レイヤーを選択した場合にのみ使用できます。書類内の任意のキャンバスに設定されている、共有レイヤーのすべてのインスタンスが削除されます。
- レイヤー設定
-
以下のコマンドを使って個々のレイヤーを操作できます。
- 可視
- レイヤー上のオブジェクトの表示と非表示を切り替えます。
- プリント可能
- プリント時にレイヤー上のオブジェクトを含めるかどうかを指定します。
- ロック解除
- レイヤー上のオブジェクトを選択または編集できるようにするかどうかを指定します。
- 共有レイヤー(Pro)
- 他のレイヤーと共有できるレイヤーを指定します。
- レイヤー上のすべてを選択
- 選択されているレイヤー上のすべてのオブジェクトを選択します。
- 選択範囲をレイヤーに移動
- 選択されているオブジェクトをすべて、選択されているレイヤーに移動します。
- 表(Pro)
-
表を操作するために以下のコマンドがあります。
- 行を挿入(Command-Return)
- 表内のセルが 1 つ選択されているときにこのコマンドを選択すると、表に新しいセルの行が追加されます。この新しい行は、選択されているセルを含む行の直前に現れます。
- 列を挿入(Option-Command-Return)
- 表内のセルが 1 つ選択されているときにこのコマンドを選択すると、表に新しいセルの列が追加されます。この新しい列は、選択されているセルを含む列の直前に現れます。
- 行を選択
- 表内のセルが 1 つ選択されているときにこのコマンドを選択すると、そのセルを含む行全体が選択されます。
- 列を選択
- 表内のセルが 1 つ選択されているときにこのコマンドを選択すると、そのセルを含む列全体が選択されます。
- 磁石
-
オブジェクトに添付されている磁石を操作するために以下のコマンドがあります。
- 磁石をコピー
- 選択されているオブジェクトの磁石配置をクリップボードに入れ、別のオブジェクトにペーストできるようにします。
- 磁石をペースト
- クリップボードに磁石配置が入っている場合は、選択されているオブジェクトにその磁石配置を適用します。既存の磁石はすべて新しい磁石に置き換えられます。
- 磁石を削除
- 選択されているオブジェクトの磁石をすべて削除します。
- 位置
-
以下のオプションに加え、プロパティインスペクタ(Command–3)の「接続」セクションにある「ほかのオブジェクト」でも磁石の位置を設定できます。
- 磁石なし
- 基本方位:
- 磁石 4 個:北、南、東、西
- 磁石 2 個:北、南
- 磁石 2 個:東、西
- 磁石 4 個:北東、北西、南東、南西
- 磁石 8 個
- 各部ごと:
- 頂点ごと
- 1 辺につき磁石 1 個
- 1 辺につき磁石 2 個
- 1 辺につき磁石 3 個
- 1 辺につき磁石 4 個
- 1 辺につき磁石 5 個
- イメージをマスク処理/マスク処理を終了
- キャンバス上のイメージオブジェクトを回転、またはそのサイズを変更します。Shift キーを押したまま操作すると、イメージの縦横比を維持できます。また、Command キーを押したままマウスポインタをイメージハンドルの 1 つに置くと、イメージを回転できます。Shift-Command キーを押したまま操作すると、イメージを 15 度単位で回転できます。操作が終わったら Return キーを押すか、「編集」▸「マスク処理を終了」して、イメージに対して行ったマスク処理の変更を受け入れます。
- 変数を挿入
- 図形オブジェクトのテキストを編集しているときに以下のコマンドの 1 つを選択すると、特殊なタグを挿入できます。テキストの編集が終わると、タグはオブジェクトそのもの、キャンバス、ページ、または書類に関する何らかのアスペクトを表すようにその見た目が変わります。タグの参照先データが変わると、そのタグは自動的に更新されます。ページ番号などの一部の変数は、共有レイヤー上に配置し、そのレイヤーをキャンバス間で共有するのに便利です。
-
日付変数の 1 つを使用する場合は、Cocoa の日付書式トークンを使用して日付の書式をカスタマイズできます。たとえば、2014-10-05 08:37
のような日付を得るには、次のように入力します。
-
<%date %Y-%m-%d %H:%M %>
- キャンバス名
- オブジェクトが存在するキャンバスの名前。
- レイヤー名
- レイヤーの名前。
- 書類名
- オブジェクトが存在する書類の名前。
- 現在の日付
- 文字どおり、このオプションは現在の日付を挿入します。プリントする書類に今日の日付の ”スタンプ” を付けたい場合に特に便利です。
- 書類の作成日
- OS X のファイルシステムに基づく、書類が最初に作成された日付。
- 書類の変更日
- OS X のファイルシステムに基づく、書類が最後に保存された日付。
- 作成者
- OS X のファイルシステムに基づく、ファイルを作成したユーザの名前。
- 変更者
- OS X のファイルシステムに基づく、ファイルを最後に保存したユーザの名前。
- ページ番号
- キャンバスサイズインスペクタおよび「ページ設定」パネルの設定に基づく、オブジェクトが存在するページの番号。
- 総ページ数
- 書類全体に含まれるページの数。これと「ページ番号」タグを使用すると、“2 ページ目/合計 5 ページ” のような結果を得ることができます。
- 総キャンバス数
- 書類内のキャンバス数をプリントします。
- キャンバス数
- プロジェクト内に複数のキャンバスがある場合、それらのキャンバスを番号で参照できます。
- X 位置
- ジオメトリインスペクタの場合と同様に、基点から測定したオブジェクトの水平方向の距離。
- Y 位置
- ジオメトリインスペクタの場合と同様に、基点から測定したオブジェクトの垂直方向の距離。
- 幅
- ジオメトリインスペクタの場合と同様に、オブジェクトの水平方向のサイズ。
- 高さ
- ジオメトリインスペクタの場合と同様に、オブジェクトの垂直方向のサイズ。
- 線の長さ
- このタグは少しユニークです。このタグを含む図形が線ラベルの場合は、線の長さが表示されます。図形オブジェクトが線に添付されていない場合には役に立ちません。
- 図形(Pro)
-
図形を操作するために以下のコマンドがあります。
- 図形を合体
- 選択されている 2 つまたはそれ以上の図形を組み合わせ、内側の線を消して 1 つの単体オブジェクトにします。
- 図形を交差
- 選択されている図形の重なり部分から 1 つの図形を作成します。
- 図形を減算
- 選択されている図形のうち、前面にある図形を使って一番後ろの図形に穴をあけます。図形の順序は「配置」メニューのコマンドを使って変更できます。
- 図形の結合を解除
- 組み合わされている図形を分解し、元の状態に戻します。
- 点を編集可能にする/カスタム図形に変換
- 図形の編集を可能にするかどうかを切り替えます。
- 検索
-
OmniGraffle 内での検索を行うために以下のコマンドがあります。
- 検索(Command-F)
- OmniGraffle の「検索」パネルが表示されます。特定のテキスト文字列を検索することも、正規表現を使用してそれに一致する文字列をすべて選択することもできます。特定の文字列を検索する際には、「大文字/小文字を無視」を選択すると、大文字/小文字に関係なく一致する文字列が検索されます。また、「完全一致」を選択すると、部分的にしか一致しない文字列は無視されます。正規表現内でグループを使用する場合には、ポップアップメニューを使用して正規表現全体を選択(または置換)するのか、それともグループの 1 つだけを選択(または置換)するのかを指定します。
- 次を検索(Command-G)
- 最後に「検索」パネルに入力したテキストの次の一致項目を見つける場合に選択します。つまり、パネルで「次へ」ボタンをクリックしたのと同じです。
- 前を検索(Shift-Command-D)
- 最後に「検索」パネルに入力したテキストの前の一致項目を見つける場合に選択します。つまり、パネルで「前へ」ボタンをクリックしたのと同じです。
参考
OmniGraffle は、オブジェクトを左から右、そして上から下の順に見ていきます。したがって、「次へ」や「前へ」は、この順序に基づいて実行されます。
- 選択部分を検索に使用(Command-E)
- オブジェクト内のテキストを選択してからこのコマンドを指定すると、選択したテキストが「検索」パネルに入れられます。そこにあった内容は選択したテキストに置き換えられます。その後、「次を検索」コマンドや「前を検索」コマンドを使用すれば、他の一致項目を検索できます。
- 選択部分へジャンプ(Command-J)
- 選択されているオブジェクトが見えるようにビューを移動します。
- スペルと文法
-
Weird Al の Word Crimes で紹介されているような間違ったスペルや文法を避けるためのコマンドです。
- スペルと文法を表示(Command-:)
- 「スペルと文法」ダイアログを開きます。
- 今すぐ書類をチェック(Command-;)
- 現在の書類内のスペルをチェックし、ミススペルが見つかった最初の単語のところで停止します。
- 入力中にスペルチェック
- このオプションはデフォルトで有効になっていますが、メニューでこのオプションを選択することで無効にできます。
- スペルと一緒に文法をチェック
- このオプションを使用すると、スペルチェックと同時に文法チェックも実行されます。大量のテキストを入力するときに便利です。
参考
OmniGraffle は、オブジェクトを左から右、そして上から下の順に見ていきます。したがって、「次へ」や「前へ」は、この順序に基づいて実行されます。
- LinkBack 項目を編集
- 別のアプリからコピーしてきた LinkBack コンテンツをペーストした場合は、そのオブジェクトを選択してからこのコマンドを使用すると、元のアプリでそのコンテンツが開きます。
- 音声入力を開始(fn-fn)
- fn キーを 2 回押すと、音声入力を開始できます。
- 特殊文字(Control-Command-スペース)
- OS X 標準の文字パレットを開きます。
「表示」メニューのオプションを使用すると、キャンバスを拡大/縮小したり、キャンバスの外観を操作したりできます。
- プレゼンテーションを開始(Pro)(Option-Command-P)
- 最前面の書類がプレゼンテーションモードになります。
- 拡大/縮小
-
このメニューオプションを使用するとキャンバスを拡大/縮小できるので、オブジェクトの配置で細かい作業が必要となる場合に便利です。
- 拡大(Command->)
- 倍率が一段階上がり、キャンバスがより大きく見えるようになります。
- 縮小(Command-<)
- 倍率が一段階下がり、キャンバスがより小さく見えるようになります。
- 実際のサイズに拡大/縮小(Option-Command–0)
- 倍率を 100 % に戻します。つまり、キャンバスの単位に従い、実際のサイズでキャンバスが表示されます。
- 選択部分に合わせて拡大(Option-Command-J)
- 現在選択されているオブジェクトで表示を埋めるように、倍率と位置を調整します。
- 前の倍率
- 前に使用していた倍率に戻します。
- ウインドウに合わせる
- 作業中にキャンバス上のすべてのオブジェクトが見えるように、倍率と位置を調整します。
- エクストラ
-
キャンバス上でオブジェクト以外に見たいものがある場合は、このリストを使ってその項目の表示と非表示を切り替えることができます。
- アクション
- アクションインスペクタでアクションを割り当てたオブジェクトには、その右上隅にアクションタグが表示されます。
- グリッド線(Command-\)
- これはグリッドインスペクタで定義されているグリッドです。グリッドへのスナップ機能は、グリッドが可視状態であるかどうかにかかわらず使用できます。
- ガイド線
- キャンバス上のオブジェクトの位置を揃えるために設定した手動のガイドです。
- 磁石
- これを選択すると、すべてのオプションの磁石が常に表示されます。
- メモ(Pro)
- メモインスペクタでメモが割り当てられているオブジェクトには、その右上隅にメモタグが表示されます。
- 基点
- キャンバスの基点を表す十字です。
- 改ページ
- ページ間の境目を表す線です。
- ルーラ(Command-R)
- ルーラはキャンバス上のオブジェクトのサイズを変更するのに便利です。一般的なオブジェクト編集用のインスペクタバーが含まれています。
- サイドバーを表示/隠す(Option-Command–1)
- キャンバスとそのレイヤー、およびコンテンツを含む、左側のサイドバーの表示と非表示を切り替えます。
- コンテンツを表示
-
以下の切り替えオプションがあります。
- リストビュー(Option-Command–2)
- ボックスから線、テキストラベル、イメージまで、ダイアグラム内のすべての項目の詳細なリストが表示されます。ここで、プロジェクト内のすべてのものを見ることができます。
- アウトラインエディタ(Option-Command–3)
- アウトラインエディタを使用すると、プロジェクトにオブジェクトをすばやく入力し、それらのオブジェクトを編集できます。プロジェクト内のオブジェクトが階層的に表示されるため、それらの関係をすばやく判断できます。
- 選択マトリクス(Option-Command–4)
- このオプションを使用すると、同じようなスタイルを持つ複数のオブジェクト(ブロック、ラベル、線、イメージ、その他あらゆるもの)をひとつにまとめることができるため、それらのスタイルに基づいてオブジェクトをすばやく選択できます。
- キャンバスを表示
-
以下のオプションを使用すると、プロジェクト内でキャンバス間を簡単に切り替えることができます。
- 次のキャンバス(Command-])
- 現在編集中のキャンバスの後にあるキャンバスに切り替えます。
- 前のキャンバス(Command-[)
- 現在編集中のキャンバスの前にあるキャンバスに切り替えます。
- ツールバーをカスタマイズ
- 他の Mac アプリと同様に、ツールバーにドラッグできるコントロールのシートを表示します。
- ツールバーを表示/隠す
- 書類ウインドウにツールバーを表示するかどうかを設定します。
- フルスクリーンにする/フルスクリーンを解除(Control-Command-F)
- フルスクリーンモードにします。
「フォーマット」メニューのオプションを使用すると、フォント、色、オブジェクト、およびダイアグラムスタイルを操作できます。
- フォントを表示(Command-T)
- 標準のフォントパネルを開きます。
- カラーパネルを表示(Shift-Command-C)
- 標準のカラーパネルを開きます。
- フォント
-
以下のサブメニューを使用して、選択されているテキストにフォントやスタイルを設定します。
- ボールド(Command-B)
- 選択されているテキストをボールドにします。
- イタリック(Command-I)
- 選択されているテキストをイタリックにします。
- アンダーライン(Command-U)
- 選択されているテキストにアンダーラインを引きます。
- アウトライン
- 選択されているテキストの周りにアウトラインを付けます。
- 大きく(Command-+)
- 選択されているテキストを大きくします。
- 小さく(Command-–)
- 選択されているテキストを小さくします。
- カーニング
-
文字間隔を変更します。以下のオプションがあります。
- リガチャ
-
行間を変更します。以下のオプションがあります。
- ベースライン
-
テキストのベースラインを変更します。以下のオプションがあります。
- デフォルトを使用
- 上付き文字
- 下付き文字
- 上げる
- 下げる
- スタイルをコピー(Option-Command-C)
- 選択されているオブジェクトのスタイル属性をコピーします。
- スタイルをペースト(Option-Command-V)
- スタイル属性を選択されているオブジェクトにペーストします。
- テキスト
-
選択したテキストのプロパティを操作できます。以下のオプションがあります。
- 左揃え(Control-Command-{)
- 中央揃え(Control-Command-|)
- 両端揃え
- 右揃え(Control-Command-})
- 上揃え(Option-Command-{)
- 中央揃え(縦)(Option-Command-|)
- 下揃え(Option-Command-{)
- 上中央揃え(縦と横)
- 行末ハイフン処理をする
ここにあるほとんどの機能はタイプインスペクタ(Command–2)でも使用できます。
- オブジェクトスタイルをコピー(Control-Command-C)
- 選択されているオブジェクトのスタイルをクリップボードに入れます。これらのスタイルは他のオブジェクトにペーストできます。
- オブジェクトスタイルをペースト(Control-Command-V)
- クリップボードにオブジェクトスタイルが入っている場合は、それらのスタイルを選択されているオブジェクトに適用します。
- ダイアグラムスタイルを選択
- ダイアグラムスタイルの選択画面を開きます。この画面で、キャンバスのすべてのオプションに一貫したスタイルを適用できます。
- ダイアグラムスタイルを再適用
- 現在のダイアグラムスタイルを再び適用します。これにより、前回そのスタイルを適用してから別のスタイルのオブジェクトが加わっている場合には、それらのスタイルを修正できます。
- 選択したオブジェクトのスタイルを再設定
- 現在のダイアグラムスタイルを、選択したばかりのオブジェクトに再適用します。
以下のコマンドを使用して、キャンバス上またはレイヤー内のオブジェクトを操作できます。
- 最前面へ(Shift-Command-F)
前面へ移動(Option-Command-F)
- 同じレイヤー上のオブジェクトには順序があります。つまり、新たに作成されたオブジェクトは既存のオブジェクトの前面に現れます。「最前面へ」を選択すると、選択したオブジェクトがそのレイヤー上にある他のすべてのオブジェクトの前に移動します。Option キーを押したままにすると、このコマンドは「前面へ移動」に変わり、選択されているオブジェクトを 1 つだけ前に移動できるようになります。
- 最背面へ(Shift-Command-B)
背面へ移動(Option-Command-B)
- 選択されているオブジェクトがレイヤー上にある他のすべてのオブジェクトの背後に移動するという点を除き、「最前面へ」と同じです。Option キーを押したままにすると、このコマンドは「背面へ移動」に変わり、選択されているオブジェクトを 1 つだけ後ろに移動できるようになります。
- 環境設定(Command-L)
- 選択されているオブジェクトをロックします。ロックされたオブジェクトを移動または編集することはできません。ロックされたオブジェクトを選択しようとすると、選択ハンドルの代わりに X マークが表示されます。基本的に、ロックされたオブジェクトに対してできる操作はロック解除だけです。ただし、その例外として、アウトラインビューでオブジェクトのラベルや階層的な位置を変更することは可能です。ロック機能は、正しく設定されているものを間違って変更しないようにする上で便利です。
- ロック解除(Option-Command-L)
- 選択されているオブジェクトを移動または編集できるように、そのロックを解除します。
- グループ化(Shift-Command-G)
- 2 つ以上のオブジェクトが選択された状態でこのコマンドを使用すると、それらのオブジェクトを 1 つのグループにできます。グループ化された複数のオブジェクトは 1 つのオブジェクトのように動作します。
- グループ解除(Shift-Command-U)
- グループが選択された状態でこのコマンドを使用すると、そのグループが個々のオブジェクトに分解されます。
- 表を作成(Pro)(Shift-Command-T)
- 1 つのオブジェクトが選択された状態でこのコマンドを使用すると、そのオブジェクトが 1 × 1 の表になります。その後、この表に行や列を追加できます。
- サブグラフとしてグループ化(Pro)
- 選択されているオブジェクトを自己内蔵型のサブグラフに変えます。このサブグラフは、折りたたむことで 1 つのオブジェクトになります。
- サブグラフを折りたたむ(Pro)
- 選択されているサブグラフを 1 つのオブジェクトにします。このとき、サブグラフに出入りする接続線はそのまま維持されます。
- サブグラフを展開(Pro)
- 折りたたまれているサブグラフを完全に展開された状態に戻します。
- ガイド
- OmniGraffle には、スマートガイドと手動ガイドの機能があります。スマートガイドは、オブジェクトを移動、サイズ変更、または回転する際に現れる青い線で、位置を揃えたり均等な間隔で配置したりするのに便利です。
-
手動ガイドは、自分でキャンバス上に配置するマゼンタ色の線です。必要な数だけ配置することができ、また、それらのガイドを使ってオブジェクトの位置を揃えたり、「表示」メニューのコマンドを使って表示と非表示を切り替えたりできます。
- スマート位置揃えガイド
- オブジェクトの辺や角を揃えたいときに表示されるスマートガイドです。また、Command キーを押したままオブジェクトの選択ハンドルをドラッグする際には、このスマートガイドを使ってオブジェクトの回転角度を揃えることができます。
- スマート間隔ガイド
- オブジェクトを均等な間隔で配置したいときに使用できるスマートガイドです。
- ガイドをロック/ガイドのロックを解除
- ロックされている手動ガイドは動かすことができません。
- 新規水平/垂直方向ガイド
- キャンバス上にガイドを配置します。ガイドがロックされていない場合は、選択ツールを使用してガイドを好きな場所に移動できます。オブジェクトをガイドの近くにドラッグすると、その辺または中心がガイドにスナップします。また、垂直方向または水平方向のルーラから新しいガイドをドラッグしてくることも可能です。
- 手動ガイドを消去
- キャンバスからすべての手動ガイドを削除します。手動ガイドを一時的に隠したい場合は、「表示」メニューのコマンドを使用してください。
- 揃え
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以下のコマンドは、位置揃えインスペクタ(Command–1)にあるボタンと同じように、オブジェクトの辺や中心の位置を揃えたり、オブジェクトを均等な間隔で並べたりするのに使用します。以下のオプションがあります。
- 左端揃え
- 右端揃え
- 上端揃え
- 下端揃え
- 中央揃え(縦)
- 中央揃え(横)
- 行で中央揃え
- 列で中央揃え
- グリッド
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「グリッドにスナップ」や「オブジェクトをグリッドに揃える」はグリッドインスペクタにある機能と同じように動作します。また、「オブジェクトのサイズをグリッドに合わせる」を使用すると、オブジェクトの辺が一番近いグリッド線に揃うように、オブジェクトのサイズが変わります。以下のオプションがあります。
- グリッドにスナップ
- オブジェクトをグリッドに揃える(Option-Command-[)
- ダイアグラムレイアウト
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ダイアグラムレイアウトインスペクタの設定に従って、キャンバス上のすべてのオブジェクトまたは選択したオブジェクトを配置できます。以下のオプションがあります。
- キャンバス全体をレイアウト
- 選択範囲をレイアウト
- オブジェクトのランク
- サイズ
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キャンバス上にサイズの異なるオブジェクトがいくつかあり、それらを同じサイズにしたい場合は、まず基準となる目的のサイズのオブジェクトを選択し、「配置」▸「サイズ」の順に選択して、以下のいずれかのサイズ変更オプションを指定します。
- 幅を合わせる
- 高さを合わせる
- サイズを合わせる
- 自然なサイズで表示
- サイズをイメージに合わせる
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「自然なサイズで表示」を選択すると、オブジェクトの高さと幅が等しくなります。オブジェクト内のイメージがイメージインスペクタに配置されている場合は、「サイズをイメージに合わせる」を選択すると、元のサイズのイメージ全体がちょうど表示されるようにオブジェクトのサイズが変わります。
「インスペクタ」メニュー(OmniGraffle v6.1 に導入)では、インスペクタサイドバー、フローティングウインドウ、または個々のパレットや自分で作成したその他のワークスペースを操作できます。
- インスペクタを表示/隠す
- キャンバスの右側にあるインスペクタサイドバーの表示と非表示を切り替えます。
- サイドバー
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以下のオプションを使用して、インスペクタやステンシルライブラリにすばやくアクセスできます。
- オブジェクト(Command-1)
- オブジェクトインスペクタを開きます。
- タイプ(Command-2)
- タイプインスペクタを開きます。
- プロパティ(Pro)(Command–3)
- プロパティインスペクタを開きます。
- キャンバス(Command-4)
- キャンバスインスペクタを開きます。
- 書類(Command-5)
- 書類インスペクタを開きます。
- ステンシル(Command-6)
- ステンシルライブラリを開きます。
- ワークスペース
-
「ワークスペース」を使用して、インスペクタのデフォルトの状態を設定します。たとえば、背景イメージインスペクタだけが開いているキャンバスインスペクタを開くための新しいワークスペースを作成できます。OmniGraffle 6.1 以降では、以下のワークスペースを操作できます。
- サイドバーインスペクタ(F2)
- このワークスペースは、インスペクタを元の状態に戻し、サイドバーを OmniGraffle ウインドウの右側に固定します。
- フローティングインスペクタ(F3)
- このワークスペースは、OmniGraffle のインスペクタをメインウインドウから切り離し、ディスプレイ上で(または別のディスプレイへ)自由に動かせるフローティングパレットを作成します。
- インスペクタパレット(F4)
- このオプションを選択すると、オブジェクト、タイプ、プロパティ、キャンバス、書類、およびステンシルの各インスペクタにそれぞれ 1 つずつ、合計 6 つのフローティングパレットが作成されます。ウインドウが作成されるとき、これらのフローティングパレットは互いに重なり合って表示されます。その場合は、それらのパレットを移動して並べるか、または不要なパレットを閉じてください。
- ワークスペースを編集
- 「ワークスペース」ウインドウを開き、そこでお気に入りのインスペクタ配置を保存できます。保存した各ワークスペースはこのサブメニューの下部に表示され、それぞれにファンクションキーが割り当てられます。
OmniGraffle ウインドウを操作するために以下のコマンドがあります。
- しまう(Command-M)
- 最前面のウインドウを小さくして Dock にしまいます。
- 拡大/縮小
- 内容に合わせてウインドウを拡大または縮小するか、または元のサイズに戻します。
参考
ほとんどのファンクションキー(たとえば、F1、F2、F3 など)は、お使いの Mac ハードウェアで機能するようにシステムによってすでに割り当てられているため、fn キーを押してから該当するファンクションキーを押す必要があります。たとえば、デフォルトのワークスペースの場合は、fn-F2 キーを押す必要があります。
- すべてを手前に移動
- OmniGraffle のすべてのウインドウを、他のすべてのアプリウインドウの前に移動します。
問題が生じたときや、不明な点がある場合には、弊社がお客様のお手伝いをいたします。
- OmniGraffle ヘルプ
- 今お読みになっている、このヘルプを表示します。このヘルプをご利用いただき、ありがとうございます。
- 入門
- OmniGraffle 6 の入門マニュアルを開きます。OmniGraffle 6 で作成されたこの書類では、主に OmniGraffle 6 の新機能を紹介しています。
- キーボードショートカット
- OmniGraffle 6 で使用できるすべてのキーボードショートカットが記載されているリストを参照してください。ショートカットキーボードを使用することで、マウスによる操作を減らすことができます。
- 6 の新機能
- ヘルプの「OmniGraffle の新機能」セクションを開きます。このセクションでは、OmniGraffle 6 のすべての新機能、ならびに OmniGraffle Professional にアップグレードすることの利点について説明しています。
- リリースノート
- 弊社のエンジニアチームから提供された、修正、更新、または追加事項に関する多くの情報を含むウインドウを開きます。この書類の内容は OmniGraffle が更新されるたびに変更されます。最新のビルドに更新した際には、この書類を読むことで更新内容を把握することができます。
- さらにステンシルを入手
- このメニューオプションを選択すると、お気に入りの Web ブラウザが開き、Stenciltown が表示されます。Stenciltown は、OmniGraffle のステンシルを共有したり、新しいステンシルを見つけたりできる弊社のオンラインリポジトリです。
- スクリプトフォルダを開く(Pro)
- OmniGraffle Pro をお持ちの場合は、この項目を選択すると、Finder ウインドウが開き、Mac 上のスクリプトフォルダが表示されます。
- Omni へのお問い合わせ
- OmniGraffle のサポート担当員にメールを送信できます。また、バグがある場合や、特定の操作方法に関する質問がある場合に備え、作業中の OmniGraffle ファイルを添付するためのオプションもあります。弊社へのお問い合わせには、このオプションを利用するのが最も便利です。件名欄には、お持ちのバージョン番号やライセンス情報が自動的に入力されます。これらの情報は、弊社がお客様のメールに対応する上で役立ちます。