用語集

以下のリストは、このマニュアルで使われている用語を五十音順にまとめたものです。なかには、普段あまり使われない用語や、OmniFocus で特別な意味で使われている用語も含まれています。

OmniFocus ウインドウ
メインアウトライン、サイドバー、インスペクタ、ツールバー、下部のバー、(場合によっては)フォーカスバーなど、いくつかのサブセクションを含む OmniFocus データベースのウインドウ。
アクション
プロジェクトの一部、またはプロジェクト内のグループの一部である項目。
アクティブ
完了に向けて進行中の項目、または現在使用中のコンテキストを表すステータス。
アーカイブ
古くなったために、またはステータスが取り止めや完了に変わったために現在の計画には不要だと判断された、整理済み項目のデータベース。アーカイブを使用すると、メインデータベースの同期や検索が楽に行えるだけでなく、必要に応じて過去の書類に容易にアクセスできます。
インスペクタ
OmniFocus ウインドウの右側に表示されるパネルで、サイドバーやメインアウトラインで選択されている部分に関する詳細を編集できる場所。
インボックス
OmniFocus に項目として入力したタスクや To-Do、つまりプロジェクト、アクション、およびグループになる前の状態の項目を入れておくようにデザインされた内蔵のパースペクティブ。項目がプロジェクトまたはアクションになると、その項目は次のクリーンアップ時にインボックスから移動されます。
延期日
未来の特定の日時になるまで遂行する必要がない(または遂行できない)項目に対して割り当てられる日付と時刻。延期日に達すると、その項目のステータスは処理可能となり、遂行できるようになります。
完了
項目を完了したとき、あるいは項目(プロジェクトまたはグループ)に含まれるすべてのアクションを完了したとき、その項目に割り当てられるステータス。
期限超過
期日が過ぎた項目を表すステータス。期限超過の項目は、目につきやすいように赤で表示されます。
期限間近
期日が近づいている項目を表すステータス。期限間近の項目は、目につきやすいように黄褐色で表示されます。期限間近の正確な意味は、「OmniFocus」▸「環境設定」▸「日付と時刻」で構成できます。
期日
特定の日時までに項目を完了しなければならないとき、その項目に割り当てられる日付と時刻。
クリーンアップ
ビューを切り替えたとき、または該当するメニュー項目やツールバーボタンを使ったときに実行される、データベースのビューを整頓するための事務的なプロセス。通常は、完了した項目を非表示にしたり、アクションを正しい場所に移したりします。クリーンアップの微調整は「環境設定」▸「整理」で行うことができます。
グループ
ある項目の下位に入れ子状態で配置された項目の集まり。インボックス項目から作成されたグループは項目グループ、プロジェクト内で作成されたグループはアクショングループ(またはサブプロジェクト)と呼ばれます。
項目
項目は OmniFocus データベース内のタスクや To-Do を表します。項目のタイプには、インボックス項目アクションプロジェクト、およびグループがあります。
コンテキスト
特定のアクションやプロジェクトを完了させるのに最も関連性のある人物、場所、物、心理状態、またはその他の要因。これらはプロジェクト階層の外に存在し、データベースに蓄積した項目を表示するための別の軸を表します。
最初の処理可能
プロジェクト内のアクションの表示方法に影響する表示設定。順次進行プロジェクトには 1 つの処理可能なアクションと 1 つの「最初の処理可能」なアクションがあります。並列進行プロジェクトには 1 つの「最初の処理可能」なアクションと多くの処理可能なアクションがあります。単独アクションリストの場合は、多くのアクションが「最初の処理可能」なアクションとなり得ます。
サイドバー
メインアウトラインの左側にある縦長のスペースで、デフォルトではインボックス以外のすべてのパースペクティブが表示されます。プロジェクト階層を使用するパースペクティブではプロジェクト階層が表示され、それ以外は、コンテキストリストまたはカスタマイズされた特別なビュー(「推測」と同様)が表示されます。
サブプロジェクト
アクショングループの同義語であり、プロジェクト内で階層的に入れ子になったアクションのグループ。
順次進行
中に含まれているアクションが特定の順序で遂行されなければならないプロジェクトまたはグループ。リスト内で完了できるのは最初のアクションだけです。
ステータスサークル
項目のステータス(期限間近、期限超過、フラグ付き、繰り返し)を示すアイコン。また、項目に完了マークやフラグを付けるときには、そのステータスサークルをクリックします。
処理可能
ブロックまたは延期されていない項目、あるいは保留中でない項目を一覧する表示設定。
タスク
このマニュアルで使用している「タスク」という用語は、OmniFocus に取り込もうとしている、現実の世界で達成したい事柄を指します(OmniFocus に取り込んだ時点で、その事柄は項目となります)。To-do は別の意味で使われます。
単独アクションリスト
中に含まれるアクションがどのようなシーケンスにも関与していないプロジェクト、または遂行型ではなくメンテナンス型のプロジェクト。単独アクションリスト内のアクションはすべて、同様に処理可能であるとみなされます。
停滞中
残りのアクションがないプロジェクト(すべてのアクションが完了した状態)。このステータスは主に OmniFocus Pro でカスタムパースペクティブのフィルタとして使用されます。
残り
ステータスが完了または取り止め以外のすべての項目を表示する表示設定。
パースペクティブ
OmniFocus ウインドウに表示される、OmniFocus データベースのビュー。OmniFocus 2 では 6 種類の内蔵パースペクティブと 2 種類の過渡的な参照パースペクティブ(完了と変更)が用意されているほか、OmniFocus Pro ではカスタムパースペクティブを追加することもできます。
パースペクティブタブ
OmniFocus ウインドウの左端にある縦に並んだタブのことで、データを参照するための永続的なパースペクティブのリストが表示されます。ここには、デフォルトで 6 種類の内蔵パースペクティブが表示されます(OmniFocus Pro では、パースペクティブタブの表示/非表示を切り替えたり、配置し直したりできます)。
「パースペクティブ」ウインドウ
パースペクティブリスト(パースペクティブの追加、名称変更、並べ替え、およびタブの表示/非表示の切り替え)とパースペクティブエディタ(パースペクティブ作成とカスタマイズ)の 2 つの部分に分かれた OmniFocus Pro のウインドウ。
バックアップ
メインデータベースに何らかの不具合が生じたときに備え、OmniFocus が自動的に生成し、保管しているデータベースのコピー。OmniFocus が開いていれば、2 時間おきにバックアップが自動的に作成され、最高 100 個のバックアップが保管されます。それ以降は、最も古いバックアップが破棄されます。
非表示
データベース内に存在するにもかかわらず、現在のパースペクティブの表示オプションによって隠されている項目は非表示とみなされます。ユーザが非表示の項目を間違って削除しようとすると、OmniFocus によってその旨を知らせる警告が表示されます。詳しくは、「クリーンアップ」セクションを参照してください。
フォーカス
プロジェクトやフォルダに適用される OmniFocus Pro の機能(1 つのアクションにフォーカスすると、そのアクションを含むプロジェクトの焦点が絞られます)。フォーカスすると、プロジェクトやフォルダ内で選択した項目以外、すべての項目がデータベースの表示から除外されます。パースペクティブを切り替えてもこれらの項目へのフォーカスは維持されるため、別の機能に邪魔されることなく、複数の角度からそれらの項目を検討できます。
フラグ
項目に付加されるもので、目につきやすい特権付きのステータスを表すマーク。この特別なステータスが持つ意味は完全にユーザ次第ですが、重要な事項を抜け目なく遂行したい場合には特に便利です。フラグ付きの項目は、目につきやすいようにオレンジ色で表示されます。
フォーカスバー
ツールバーの下に現れる水平のバーのことで、何らかの項目にフォーカスしていることを示すか(OmniFocus Pro の場合)、またはメインデータベース以外のデータベースを表示していることを示します(バックアップ、アーカイブ、または他のユーザから送られてきた参考用のデータベースなど)。
プロジェクト
スコープや永続性の観点から見た場合、プロジェクトは 1 つの単純なアクションより大きな To-Do 項目であり、複数のアクションやグループが含まれている可能性があります。これらのアクションやグループを完了しないと、そのプロジェクトに完了マークを付けることはできません。
ブロック
最初の処理可能なアクションの後に位置する、順次進行プロジェクト内のアクションを表すステータス。
並列進行
アクションの遂行順序に重点を置かないプロジェクトまたはグループ。アクションはすべて処理可能ですが、表示設定上、一番上のアクションが最初の処理可能なアクションとみなされます。
保留中
現在はプランに関与していないが、そのうち関与する可能性のあるプロジェクトやコンテキストのステータス。
未決
将来の日時に設定された延期日を伴う項目。「未決」は「延期」の類義語です。この特定の用語は、プロジェクト階層を使用するカスタムパースペクティブ内のプロジェクトをフィルタリングするためのオプションとして、OmniFocus Pro だけで使われます。
メインアウトライン
OmniFocus ウインドウの中央に位置する部分で、(通常は)データベースの階層ビューが表示されます。特定のパースペクティブ(コンテキストや予測など)では、通常のプロジェクト階層とは違う特別な方法でデータが表示されます。